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歯の健康メモ
インプラント治療をどう受ける?
【令和4年5月号】
小金井歯科医師会 / 高田 尚美

 インプラントは、通常チタン製のネジをあごの骨の中に入れて歯の代わりをする技術です。

 今回は(公社)日本口腔インプラント学会専門医として、インプラント治療を受けるポイントをお伝えできればと思います。

▽インプラントでの治療経験が十分にある先生、あるいは紹介状をかける先生であること
 一口にインプラントと言っても、部位や骨の状況によって難易度はさまざまです。かかりつけ医が必ずしもインプラントの専門医である必要はありませんが、患者さんを第一に考えて、必要があれば専門の先生に患者さんに紹介できる先生を選びましょう。

▽治療計画をしっかり説明できる先生
 自分の治療方針を一般の方に分かるように話せるというのはバロメーターの一つです。

▽メインテナンス(インプラントの定期健診)について話してくれる先生
 インプラントは虫歯にはなりませんが歯周病にはかかります。メインテナンスを怠ると、インプラントの寿命を縮めます。

▽信頼できるメーカーのインプラントを使っていること
 インプラントのメーカーは日本で使われているだけで30社、世界中で100社以上あります。転勤や転居などの理由で転院する際、よりスムーズに受け入れてもらえるでしょう。

▽気が合う先生であること
 どれだけ勉強熱心で技術があった先生でも、最終的には人と人とのお付き合いです。これは意外に大事なポイントです。

 インプラントが皆様のお口で長くお役に立てますよう。