歯の健康メモ
歯科検診で健康な日々を
【市報掲載:令和8年5月15日号】
小金井歯科医師会/牧田 恭右
歯が痛くなったら歯医者に行くという考え方は、昔からよく聞かれます。しかし大人の歯のトラブルは、痛みが出にくいことが多いのが特徴です。むし歯や歯周病があっても、自覚症状がほとんどないまま進み、気づいた時には治療が必要な状態になっていることもあります。
特に、過去に治療した歯の周りや、歯茎が下がった部分は問題が起こりやすい場所です。違和感がなくても、見えないところで少しずつ進行していることがあります。そのため、症状が出てからの治療よりも、定期的な検診で早めに見つけることが大切です。
また、年齢を重ねると唾液の量が減ったり、薬の影響で口が乾きやすくなることがあります。口の乾燥は、むし歯や歯茎のトラブルが起こりやすくなる原因の1つです。噛みづらさや飲み込みにくさにつながる場合もあり、毎日の生活の質にも影響します。
小金井市は緑が多く、散歩や地域活動を楽しまれている方も多い街です。いつまでも元気に食事や会話を楽しむためにも、口の健康を保つことはとても大切です。健康な日々のためにもぜひ、痛くなる前の受診を習慣にしていきましょう。
